バラモンだより・4
ソロソロ、めんどくさい。バラモンシリ~ズ。
「第4部」 ゴ~ル、待ち受けてたのは・・・感動?栄光?
いそいそと、トランジットのテントに入ります。
自分で言うのもなんですが、ソコソコの順位。
テントの中は緊迫した空気が・・・。
ボランティアの高校生も顔が引きつっています。
もの凄い勢いで高校生がスコのランバックを持ってきてくれ、お着替えのお手伝いをしてくれます。
・・・
・・・
スコ・・・そんな勢いでもないんだけどね・・・。
でも、何処でバイクのラップを切るのかヨク分ってないスコ。
これ以上バイクラップに傷をつけたくないので、周りの人みたく急ぎます。
ゴソゴソ・・・。
イソイソ・・・。
「あっ、けいおんだ!」
「!」
高校生にスコのモエモエK-ON靴下を発見されます。
スコ
「いいだろぉ~。」
高校生
「おい、○○!おまえ、けいおん好きだろう!」
と、いかにも同類のカレが登場!!
なぜかはじまるモエモエト~ク。
トランジットで・・・
「!」
「イカ~ン!こんな事してる場合ではな~い!オジサン急ぐから!」
いろいろ聞いてくるオタ校生を振り払い、テントから駆け出すスコ。
オタ校正よ・・・また語ろうではないか。
今度は同じ舞台で・・・ライバルとして・・・オタクでもトライアスロン出来るぞ!!
さぁ!ランスタ~ト!
「おや?・・・サラ脚?」
日頃のブリック練+30キロのクルクルパ~のおかげでストレス皆無。
ウソのように走れます。(と~ぜん遅いですが)
トランジットの公園の花道を踊りながら駆けるスコ。
だって、スコの事がアナウンスされてるんだもん。愛想しないとね。
ランコ~スに入っても「ガンバレ~」の言葉を貰えるだびに、手を振ったり、ガッツポ~ズしたり愛想しまくり。
そう、今回の大会、「選挙活動ばりに愛想しまくる作戦!!」
この大会、選手も応援の人も知り合いは皆無。旅の恥はかき捨て。踊らにゃソンソン。誰も分らん!
「真面目に走れ!」
と、よく言われるけどヘラヘラして余計な力を抜いて、辛さを忘れる。
ランの苦手なスコにはヘラヘラはとっても大事。
今回は42キロ、ヘラヘラしっぱなし。
同じ所を3周するんだから気持ちも萎えてくる。
ヘラヘラで30mの登りも楽勝!
思ってたより抜かれない。
名前を呼んで応援してくれるオバちゃんがいる。→投げキッスの大サ~ビス。3周目には「ケンちゃ~ん」 の仲 に。
ラジカセの音楽に合わせて踊りながら応援してくれるギャルがいる。→当然一緒に踊る。3周目には飽きたのか、 疲れたのか、座り込んでたけど、スコが近づくと踊ってくれる。
5歳位のお嬢ちゃんが並走して応援してくれる。→手を振り、ジャンケンして遊ぶ。「ぜったいガンバッテよ~」の言 葉をもらう。(五島でちょっと浮気)
老人ホームのお年寄りが応援してくれる。→スコが大きく手を振るととても喜んでくれる。
太鼓を叩きながら応援してくれる人たちがいる。→太鼓の音に合わせて踊る。みんな笑ってくれる。
周りの選手からみればフザケて見えるかもしれない。
でも、凄く楽しい!!
トライアスロンのランで初めて「楽しい」と思えた。
ヘラヘラしててもそんなにペースは落ちてない。
周回数の少ない人だけどドンドン抜いていける。中には同周回の人もいる。
「あれ?これ、ひょっとすると・・・スペイン?」
・・・
・・・
そんな事よりゴ~ル!ゴ~ル!
フェリ~乗り場が見えてきた。
歓声やアナウンスも聞こえてきた。
終わる。
長いようで、短い1日。
1人で出場したけど1人じゃなかったバラモンキング。
・・・
・・・
渾身のスコにゃんダンスでゴ~ル!!
のつもりが1歩足りずゴ~ルテ~プ寸前で着地。スゴスゴとフツ~にゴ~ル。
ゴ~ル後待ちうけていたもの・・・・
それは・・・
ピンクタ~イム!!
タオルとメダルをもらい、高校生が・・
「マッサージやシャワーありますけど?」
と、聞いてきたので。
「あぁ・・・じゃ、マッサージを・・・」
で、案内されたのが当然マッサージテント。
「でわ、あそこあいたんで・・・」
「!!!!!!」
そこは、女子高生が待ちうけるマッサージスぺ~ス!
周りを見ても女子高生はそこだけ!
あとは、どう見ても野球部!
カ、カティンコティ~ン!!
「どこが痛いですか?」
と聞かれ。
「腿のまえのほうが・・・」
「でわ、横になってください。」
スコの下半身に群がる女子高生4人!!!!!!!!!
見取り図
こんな感じで、マッサージ。
マッサージ効果・・・★☆☆☆☆
違う意味のマッサージ効果・・・★★★★★★★★★★★
もみもみ・・・
(こ、こら!あんまり上までさわんじゃない!)
さわさわ・・・
(な!つくしぼの隣に氷のうをおいてはいけん!)
(タオルの下はバイクパンツ1丁、なんかあったらいくらつくしんぼでも・・・)
(マジもんの女子高生4人・・・いったいいくらボラれるんだろう・・・)
・・・
・・・
10分経過。
・・・
15分経過。
・・・
「あの、コレ僕がイイって言うまでつずくの?」
「え?。はい、そうです。」
「だぁ~!ゴメン!長々と~」
逃げるように去っていくスコ。
感動も、クソもありません。
おしまい。
今日もありがとう。